調査会社に求める知識とは?

冊子15〜16ページ 

― ただし?
「さきほどもいったが、日本の調査会社も米国系の調査会社と対等に渡り合っていくだけの実力を、つけていかないとね」

― なるほど・・・。では、経済事案に明るい調査会社とは?を、もうすこし具体的に説明してください。
「おそらく、尾行・属人的調査など、東京エスアールシーも含めて、調査会社の調査手法というのは、そう大差ないと思う」

 

 

― かもしれません。
「不良債権を抱える企業から、売掛先の調査について相談があったとする。いや、弁護士経由だっていいんだ。『民事訴訟を検討しています。』とか、『もう勝訴判決、債務名義はあるんだけれど、差し押さえる資産、不動産なんかをさがしてほしい』・・・とか、そういう調査、あるよね?」

― よくご相談をいただきます。
「法務や金融を理解していない調査会社だったら、『ハイハイ』と返事ばかりよくなってしまうんじゃないかな。この人、本当にわかっているのか?と」

― 自信がないと、どうしても態度に表れてしまいます。見透かされますよね。
「『不動産の調査ですか?それなら差押目録に載せないといけない情報としては・・・』程度の会話はほしいな」

― つねに勉強して知識を拡充していかないと。
「こういうケースがあってね。サービサーのとき、債務者の自宅周辺にあるいくつかの金融機関に、預金差押をかけることがあった。しかし、普通は当てずっぽうというか勘だよね」

― ええ。
「でも、債務者にすれば、『差押はされる』くらいは先刻承知だから。先回りして考える。で、やってみると、もどってきた陳述書は軒並みゼロ回答。それに預金があったとしても銀行が『相殺』してしまう」

― よく聞きますね。そういうケース。
「そこで、話を戻すけれど・・・。つまり、例をあげたこういうケース、サービサーと同じ目線で、実感できる調査会社であってほしいとおもう」

― 制度・手続きといった、おおまかな流れぐらいは、わかっておきなさい、と。
「そうだね。だから込み入った調査であっても、『こんな調査を実施してみれば?』という気の利いた提案がほしいよね、例えばはなし」

― 調査会社もつねに勉強をしていかないとダメですね。
「とにかく、法務・金融知識を標準装備した調査会社、この層が厚くなることを望みたい。日本の企業も、これまでのナァナァでは通用しない。契約書をつくり、契約不履行の際には、白黒をつけるという欧米型発想が、かなり浸透しているようだし」

― 法律事務所では、パラリーガル(*)と呼ばれるスタッフがいます。調査会社も、ある程度「リーガル・アシスタント」的な知識がないといけませんね。
「調査は法律や訴訟と切っても切れないでしょ?浮気調査にしたって、やれ離婚だ、やれ慰謝料の請求だとなるんだし」

― 欧米型で気が付いたんですが、最近、外資系の調査会社とバッティングしました。以前では考えられなかったことです。
「小説の『ハゲタカ』を読むとね、主人公の主宰する投資ファンドが、債権をビットする前のミーティングの模様が描かれているんだ。子飼いの情報調査会社をつかって、裏情報を情報収集してね。もちろん、読み物だから面白く書かれてはいるけれど、あながちフィクションではないよ」

― 取引先で外資系調査会社の調査料金を聞きましたら、ゼロが一つ多いんです。たしかに外資は、すごい仕事をしますけれど、とにかく驚きましたね。
「海外にいて骨身にしみたのが、欧米社会は、情報の価値について非常に鋭敏であるということなんだ」

― 御社に役立つ情報だから、これくらいのフィーは当然だ、というか・・・
「ところが、日本では情報に対価を支払うという発想が、希薄なんだな。目に見えないもの、手にとることが出来ない商品には、カネを出さないというかね」
 

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