お金をかけない自己ブランディング法(商業出版について)

「調査の事案を求めています」 

ひたすらお願い、ひたすら営業、ひたすらTake ・・・

こんなことでは、 だれからも相手にしてはいただけません。

 

「私から、みなさんに提供できることはなんだろう?」 

「私が、このページを見ている方に、Give できることは?」 

思いを巡らせたときに、

自信を持って云えることが、思い浮かびました。

 

「どうやったら、お金をかけずに、自分のブランド力を上げられるか?」 

これです。

 

「無名なばっかりに、ブランド力がないばっかりに、せっかくの能力が生かせない」

こんな悩みを抱えられている方、

たくさん、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

そういう方に、

いくらかはつたない経験談をお話しすることができるかなぁ ・・・と思ったのです。

 

小規模というよりは零細で、無名というよりは名無し、こんな調査会社にほぼ10年。

「どうやったら、相手にしてもらえるのだろう?」 

日々考えているうちに、

 

本を出版し、

商工会議所でセミナーをし、

名刺に書いたキャッチフレーズを、「本に載せたいのですが、承諾ください」

 

まだまだですけれど、少しづつ

「自己のブランド力が、上がってきたのかな?」

こう思える機会に出会えるようにもなってきました。 

 

お金をかけ、人手をかければ

自己ブランドアップなど、 簡単に実現するのかもしれません。

 

しかし、苦労はあるかもしれませんが

自力で出来るに越したことはないと思います。

 

「貧者の体験談」 

そんな意味合いをこめ、この項目を設置しました。

何らかの参考になれば、うれしく思います。 

 

 

◆ 商業出版について ◆ 

 

「コネなし」 「コスト0」 「自力」の3つで、どうやって実現したか?

 

さて、いまここをご覧の方、

出版を志向されている方が、いらっしゃるかもしれません。

そんな方へお話しできること、それは・・・

 

■  出版するために、1円のお金もかけていません。 かけたのは労力だけです。 

■  出版するために、コンサルタント・プロデューサーには一切お願いしていません。

  「問屋抜き」 「メーカー直販」 の形態です。

■ 出版するために、使ったのは「自分の頭とからだ」だけです。 

 

この3つでしょうか?

 

商業出版を実現するには、 

出版プロデューサーや出版コンサルタントという方にお願いするのが

いちばん確率がよい、これは厳然たる事実だと思います。 

 

例えていうなら

自動二輪の免許を取るのに、

教習所で取るか、あるいは試験場で一発勝負をかけるか? 

 

出版プロデューサー・コンサルタントを介す・介さないで、

成果にそれほどの開きが出てしまうのではないでしょうか?

 

ですから、教習所に通って二輪の免許を取るのが大半のように

出版に詳しい方に対価を支払い、出版を実現する方法は

大変理にかなっていると思います。

 

しかし、

私みたいな変わりモンが一匹くらいいても

まぁ、いいんだろうね・・・、と思います。

 

思い出しましたが

わたくし実は、

小型の自動二輪免許、鮫洲の試験場で取ったんです(笑)

 

もっとも、教習所に行くのがかったるくなってるうち

教習期限が切れてしまい、

高校サボって、試験受けに行くしかなかったんですが(笑)

 

 

平成18年7月に

「出版しないか?」とお声をかけていただき

平成19年2月に

自分の本が店頭に並ぶことになりました。 

 

とはいえ 「出版の秘訣はコレ!」

そんなノウハウは、じつは持ち合わせておりません。

 

しかし、

「中村さんのケースは、ちょっとめずらしいですね」

出版に至った経緯を、複数の編集者にお話したところ、こう云われました。

 

「めずらしい」というのは最大の褒め言葉。

この部分だけは、すこしうぬぼれています。

 

ならば、体験談をお話することは、

みなさんのメリットになるんじゃないかな?

こう確信しています。 

 

とりとめのない話ですが、

そこに「なにかしら」のヒントを感じていただけるなら、

たいへんうれしく思います。

 

長くなってしまいますが、お付き合いください。

 


 本を書きたいな、漠然とそう思うようになった「きっかけ」がありました


 

もう10年ほど前になりますか。

ある会社の方が、調査の相談にお見えになりました。

金銭的な損害をうけ、実態をきちんと把握したい。そんな内容です。

 

依頼をうけ、さっそく会社謄本を取り寄せて、分析作業にかかりました。

謄本を読みすすめていくうち、そのカラクリに衝撃をうけたのです。

 

「こんなデッチあげをして、人をだますのか・・・」

 

驚きました。それも単純なやり口なんです。

そんな経験があるもので、

「会社謄本のカラクリをひろく知らしめて、少しでも被害を食い止めたい・・・」  

そんな想いを強く持っていました。

 


 そうはいっても、自分の思いをどうやって知らせたらいいか、まったくわからない。


 

そうは思ってはみても、本で伝えたいなど、いかにも荒唐無稽。

まず編集者にコネがありません。本を出した経験がある人も知らない。

ないないづくし。 そうかといって、人にモノを頼むのもいやだ。

 

今考えると、ないないづくしだったから、よかったかもしれません。

生半可な情報など、知らないほうが、かえって自分のためです。

 

ですから、本で伝えたいという願望はあっても

「コネを作って、出版のステージに近づこう」

「出版経験者を見つけて、同じ道筋をたどろう」

そういう発想に行き当たりませんでした。

 

その代わり、

「出版している人は、企画の持込をして実現させたのだ」

そうだ!そうに決まっている!

こう信じていました。

 

出版を橋渡ししてくれる人・・・、

いわゆるプロデューサー的存在を知ったのも、

じつは本を出してからでした。

 


 本を出したい、漠然と思ってから数年。ブログというものがあると知りました。


 

ライブドアが近鉄バファローズを買収するとかしないとか、そんなころだったでしょうか?

「ブログ」なるものがあると知りました。

無料で個人が情報発信できるらしい・・・、スゴイ時代になったもんだ。

 

さっそくブームに乗ってみました。

当時、ブログといえばライブドア。2005年の秋です。

 「ブログで、会社謄本のカラクリを書いてみよう」

 

せっかく書くなら、

なるべく多くの人にブログを見てもらいたい、

何千円かで情報商材を買ってみたりして、研究したものです。

 

そしてブログをはじめて3ヶ月くらいして、

閲覧に来ていただける方ができ、

ブログにコメントを寄せていただく方も増えてきました。

 

考えてたい以上に、ブログに活気が出てきたころ 

ある編集の方が、ブログにこんなコメント残してくださったんです。 

 

=============================

   取材ご協力願い。

 

初めまして。突然のメールで失礼いたします。

編集プロダクションをしております●●と申します。

取材をさせていただければと思いコメントをしております。

 

「職業にまつわる雑学本」が来年年明けに発売される予定で、

弊社で編集を請け負っており、その本で取材をさせていただけないかと考えております。

 

※コメント欄のため内容が書けないのですが、メールをいただけないかと思っております。

メール返信で企画内容などご返信できればと思っております。

何卒ご協力をいただければと思っております。まずはご返信いただけないでしょうか?

=======================================

 


 願ったりかなったりで、逆手をとる


 

これは、千載一遇のチャンス! 

さっそく取材をしていただき、企画の文庫本の一部へ、掲載していただきました。

 

その取材のとき。編集者に質問しました。

「編集の方は、取材先ってどうやって探しているんですか?」

「ブログを検索するっていうのは必ずしますね」

 

なるほど・・・、それなら、その逆をやろう。 つまり、

「本の企画を、ブログを通じて持ち込んだら、出版の道筋が拓けるんじゃないのか?」

 一度そう思ったら、

いても立ってもいられなくなりました。

 

さっそく、本屋のビジネス書コーナーに行き、

本の背表紙を見ては、出版社をひたすら手帳に控えました。

控えた出版社をネットで検索して、そのアドレスやブログを調べるためです。

 

「ブログは賑やかだし、会社謄本のカラクリの連載も反応いいし」

思い込みは恐ろしい。いま思うと滑稽です。

もうすっかり出版できると、思っているんですから。

 

まったくおめでたい。2006年4月ごろのことでした。

 


待てど暮らせど・・・、そうは問屋が卸さない 


 

作戦の実行です。仕事が終わってから、

出版社のアドレスに送信したり、ブログのコメント欄に書き込みをしたり・・・、

それを100社くらいに宛ててです。

 

もたもた、もたもた1週間くらいかけたでしょうか。

当時の、そんななかの一つが、→ こちらです。

こんな内容を、出版社のあちこちに送りました。

今ならスパムメール扱いです(もちろん手作業ですから、たかがしれてますが)。

 

ブログがきっかけで取材を受け、それが本の一部になった・・・

そういう経験から、 きっとなにかしらの反応があるはず、

過剰な思いで、内心タカをくくっていました。

 

ところが・・・、待てど暮らせど、反応なんかありゃしません。

 

ようやく私のアドレスに待ちに待った1通の返信・・・。

「やった!!思った通りだ!」こう思って、開けてみると


「メール、間違いなく受信しております。ありがとうございました」

単なる確認メールじゃないですか・・・。

ホント脱力しましたです。

 


人間は忘れる生き物


 

あちこちメール出しては、そんなガックリする日々も、

3日がすぎ、1週間がすぎ、そして1ヶ月が経ち・・・

人間は忘れる生きモノだ、とはよくいったもんです。

 

あれだけ一生懸命に考えたつもりのメール作戦のことなど、

時間がたてば、すっかり忘却の彼方。

自分のおめでたさを再認するばかりです。

 

そうこうしているうちに、ブログの投稿も熱が冷めてきました。

半年ちょっととわずかでしたが、ブログは熱心にやると、本当にたいへんです。

趣味レベルだと、手間はかかるし、続かない。

 

「取材も受けて、本にも載せてもらったし、成果があったとすべきかな・・・」

そう納得することにして、

もう更新をしない旨をブログに書いたんです。

 

 


 ビジネス書で見たのとおんなじ光景が・・・


 

するとそれから、2,3日してでしょうか、見知らぬメールが届いたんです。

下がそのメール。

 

=========================== 

 

中村さま。
 
はじめて連絡さしあげます。

4月に、わたしどものブログにコメントいただきました。そのさいは、

ありがとうございます。

 

その後、ときおり、貴ブログも拝見していました。出版企画のネタに

なるのでは、と。ご専門の与信判断、まあ「ヤバイ会社の見抜き方」

とでもいうテーマを、中村さん独特のご経験・お考えの切り口で、と

考えました。

 

中村さんのご都合やご事情、また、そもそも本になるのかならないのか、

一度お話をうかがいたいと考えていました。それなりの用意をと思って

いましたが、貴ブログ閉鎖とのこと。用意不足ではありますが、急ぎ、

話になるかどうか、連絡さしあげるしだいです。

よろしければ、ご都合のいいときに、ご連絡くださればとお願いいたします。

 

==============================

 

一瞬、なんの用件かわかりませんでした。

4月に出版社にメールを出したことすら、忘れていましたから。 

 

読んでいくうちに

「あなたの会社が90日で儲かる本」(神田昌典著 フォレスト出版)

ある一節がぶわーっと、脳裏に浮かびました。

 

アメリカ製冷蔵庫をセールスに行った筆者が、

量販店の専務だかに、いい様にあしらわれ、いいかげん嫌気がさして、

「パタン」

目の前でノートを閉じて離席しようとした瞬間から、

商談のペースが変わったというエピソード。

 

「ああ、あれって本当のことなんだ・・・」

こう思ったです。

 


 職業病


 

とはいえ、新手の商売ではないか?という疑いも持ってました。

なにせ疑うのが習わしの、調査を生業にしているのです。

ましてや、メールだけのやりとり。

 

「これ、じつは自費出版だから、まずお金を出せってことじゃないですよね?」

今考えると、編集長前にして、ずいぶん失礼なことを伺ったもんです。

   ・

   ・ 

   ・

このようにして10年前に

「本を出したいな」

漠然と考えていたことがかたちになりました。

 

その後、原稿の打ち合せを重ねる中、

いろいろなことが解かってきました。

 

■ 私のような「自薦一本、企画一本」タイプは珍しいこと

■ 企画の持ち込みは月に何十件とあるが、なかなかものにならないこと

■ 本の裏を見て、版を重ねている作者に原稿依頼をすることがあること

■ 人づてに、人気の作者を紹介してもらうこと

■ 編集会議で作者が決定しても、筆が進まず、企画が頓挫することがあること

 

などなど・・・。

なるほど、「出版プロデューサー」のような存在が必要とされてるはずです。

 

 


 作者には営業努力が必要


 

恥をしのんで、ついでにおはなししましょう。

 

原稿を書いているとき、

 「本を出すと人生が変わる」

なにかで手にした本に、こんな一文を見つけました。

 

興奮したですね。

「オレは今、ばら色のパスポートを手にしているわけだ!」

そう思いましたもん。

 

では、実際にどうだったかというと

私の場合、なんにも変わってません。びっくりするほど、以前とおなじです。

 

といいますか、芸能人やスポーツ選手ではないのですから、

本一冊で、一夜にして人生が一変するかのごとくの

シンデレラボーイになろうと思うほうが、図々しい。

 

まぁ、それはともかく、

ばら色のパスポートを手にした人がいるのも事実だと思います。

 

そういう人は、個人的に思いますが・・・ 

本を出したあと、

本を出すまでにかけた労力以上に、

自分の本を売る努力をしている方なのではないでしょうか?

 

あらかじめ、いや出版と平行して

ファンをつくり、ファンになってもらう下地を作って、

作者自らが積極的に売っています。

その展望と姿勢たるやすばらしい。

 

そんな努力の成果なんですから、正当な利益を享受して当然です。 

 

ただ正直いって私は、そこまでできませんでしたし、

陣頭に立って売ることなども、 まったく考えてもいませんでした。

まぁ、自分らしくいいかなぁ、と思ってもいるのですが。 

 

出版しても、初版で終わる本が大抵だそうです。

作者のネームバリューがあったり、

とてつもなく斬新な内容であるならば、まだしも

 

本の運命が初版で終わるのは、

作者の営業努力による部分が、 かなり大きいように思います。

 


 本を出してよかったこと


 

本を書いてよかったか?よくなかったか?

こう質問されれば、迷いなく「よかった」とお答します。

 

なにが良かったか?  私の本を読まれた方が、

「おかげで、詐欺ばなしに乗っからずに済みました。」

こういうご感想をくださった方が、現にいらっしゃいました。

 

冥利につきました。

 

そもそも本を書きたいと思ったきっかけは、

「会社謄本のカラクリをひろく知らしめて、少しでも被害を食い止めたい・・・」

これが私の原点だったのですから、

本を出してよかった、と感じた瞬間でした。 

 

そして、もうひとつ。

「自分だけの名刺」を持てた・・・そう思えることでしょうか。

 

本が売れないだ、出版不況だ、とはいっても

「本を出しことがあります」 というのは、

人に与えるインパクトが大きいです。これは得しています。

 

 


出版社の投資効率


 

ざっと計算してみたんですが、

本が一冊、私のですと定価1300円。 

そして、印刷部数が・・・、これは割愛させていただきます。

 

とにかく、1300円×印刷部数。もちろん、原価・利益コミコミですが、

ざっくりはじいてみても、そうですね・・・

車を買うくらいのお金が、動くわけです。

 

そのカネをどこの馬の骨ともわからない人間に、

投資するのと同じですから

一般的にはけっこうな話ではないでしょうか?

 

そういう意味で、出版社に収益面で貢献できたと

胸を張れないような気もするのですが、

こんなぐうたら作者へ、

目をかけてくださった編集の方に、大変感謝をしております。 

 

なにかとりとめのない話になりましたが、

ごらんになって何かヒントになることがあれば、とてもうれしくおもいます。

 

またいつの日か、

本を書く機会があれば、ぜひチャレンジしてみたいと考えています。

お問い合わせは
電話手元写真TEL 03−5333−5091 〒160-0023  東京都新宿区西新宿4-32-13 西新宿フォレストアネックス301 (平日9時〜17時まで、土日祝日休業)

 TEL 070−5545−3125  でも受付中 (不在時は折り返し、お電話致します)
 会社概要・メールでのお問い合わせ → こちら

 

お電話の前に → 弊社の営業方針です   トップページへ戻る