お金のかからない自己ブランディング法(キャッチフレーズ編)

 


◆ ビジネス本に自分のキャッチフレーズが載りました ◆


 

“「不良債権調査」の実績は日本トップクラス!”

 

一時、名刺にこんなキャッチフレーズを入れていました。

するとあるとき、メールがとどき・・・

 

「発刊予定の私の著書で、

中村さんのお名刺に載っているキャッチフレーズを実例として掲載使用しているのですが、

その使用をお認めいただけないかと思うのです」

 

その本が、『人脈塾 サラリーマンも「自分名刺」をもちなさい』

(関口勝生著 阪急コミュニケーションズ)

 

63ページに載せていただきました。

 

弊社の仕事を知ってもらうため、

考えたキャッチコピーが 意外なところで目に留まり、

びっくりしました。

 

とにかくキャッチフレーズで、

自分のブランド力を上げることもできるんだなぁ・・・と

思う機会がこれまで何度かありました。

 

そこで、みなさんの参考になればと、体験談を披露したいと思います。

 


◆ なぜキャッチが必要か?  「調査会社です」では、誰もわかってくれない ◆


 

「調査会社って何をするんですか?」

「調査って、尾行とか張り込みとか?」

「採用の調査?」

 

冒頭のキャッチを作成する前は、名刺交換をするとたいてい上の質問を受けます。 

 

「いやいや、そういう調査じゃなくて・・・」

 

いちいち説明していると、結構な時間がかかり

はなしたい話題に到達する前に、時間が切れ。

だいたい調査会社というのは、どんな調査でもやるんです。

 

「なんでもやります」  

「どんな調査でもやります」

「オールマイティーですから、何でも相談して下さい」

じつはこういう説明が、何の説明にもなっていなかった。

 

結局、「調査会社です」と言ったところで

世間一般では、何も理解されていないのだなぁ、こう気づかされました。

 

我々の業界では

「信用調査」「法人調査」「人事調査」などを

お客さんに向けて普通に使います。

 

しかし、考えてみれば、「○○調査」などという言い回しは、しょせん調査の業界用語。

お客さんにとって、ちっとも親切な言い方でなかったんですね。

 

 


◆ 得意分野に“しぼって”  “ワンフレーズ”で表現 ◆


 

そこで、名刺にキャッチフレーズを入れよう!

ひとこと、ワンフレーズで、

どういう調査会社かを理解してもらえるようにしよう! 

 

作成にかかっているうち、 大学生のころを思い出しました。

「広告研究会」というサークルに籍をおいていたんです。

コピーライターの真似事をして、キャッチコピーや広告なんかを作る集団。

 

昭和60年(1985年)ごろは、

糸井重里とか、渡辺和博という、コピーライターが

もてはやされていた時代です。

 

もう一度自分の仕事は何が得意か?を思い巡らし、つくったのが

  “「不良債権調査」の実績は日本トップクラス”!”

冒頭のキャッチコピーです。

 

本に掲載したい、と申し出いただいたくらいなので、

出来栄えは悪くないでしょう。

 

得意分野で実績を上げた内容に特化したキャッチフレーズにする。

たしかに調査会社として「どんな調査もやる」んですが、あえてごく一部にしぼってしまう。

あれもこれもと、てんこ盛りにしたい気持ちをグッと堪える。

 

そうすると具体的な表現にしやすいし、

ひいては他人が見て「ああ、不良債権関係の調査ですか!」とイメージしやすくなる。

 

名刺交換をしたとき、

その場で相談を受けるというケースだってありました。

 


◆ 実数(規模・順位・レベルなど)をつかって、ウソのない範囲で得意分野を強調 ◆


 

ウチの調査を使ったサービサーの担当者が、

「二束三文で買った不良債権が、億に化けましたよ!」

冗談みたいな実話が、いくつもあります。

 

当時、飛ぶ鳥落とす勢いだった外資系の投資ファンドが喜んでくれました。

「走者一掃タイムリー3ベースヒット」的な

インパクトある調査内容だったんだと思います。

 

なら・・・

 

“「不良債権調査」の実績は日本トップクラス!”

 

不良債権調査の日本ランキングなんかありませんが、

ウチの調査で高いコストパフォーマンスを実現してたから、

日本トップクラスと吹いても、まんざらウソではないだろう。

 

こんな観点で、「日本トップクラス」と入れたんですね。

 

量販店のキャッチで見られる「日本最大級」、あれとおなじ理屈です。

「日本最大」は一つしかないですが、

「日本最大級」ならどのようにもいじくれる。

 

こずるい小細工ですが、「級」があろうがなかろうが、

「なんかすごい」的イメージを与えられますから。

「ウソと誇張」はいけませんが、「自信と強調」は利用すべきだと思います

 


◆ そこで、参考書です ◆


 

・・・とはいえ、人の目を引くキャッチフレーズをひねるのも一苦労。

そこで、わたしもよく活用している、本をご紹介します。

この本はなかなかすぐれものですよ。

 

「バカ売れキーワード1000」

(堀田博一著 中継出版)

 

ここに出ていたフレーズを利用して作ったキャッチを、

商工会議所のセミナーちらしに引用しました。

それが・・・

 

“会社謄本「ウラの裏」無料セミナー” → ちらしです

 

ちょっと、目を引きませんか?

 

以前は、「会社謄本の見方 3つのポイント」という、ごく当たり前の題名にしてました。

それは、 

商工会議所は半官半民みたいなものですから、

あんまり過激なのもどうか?と思っていたからです。

 

ところが、22年3月17日に品川の商工会議所で行なうにあたり、

担当の方が、

 

「集客に力を入れているので、センセーションルなキャッチがほしいんです」

 こんなお申し出をいただきました。

 

しかし、かといって、あまりに荒唐無稽なのもいけないし・・・、

ということで 

「バカ売れキーワード 1000」をぱらぱらめくり

 

“ 会社謄本「ウラの裏」 ” に行き着いたというわけです。

 


 ◆ ほかにつくったキャッチコピーで、自信の作はコレ ◆


 

「元銀行員の探偵」 

 

私のことです。これ、かなりインパクトがあるでしょう?

真反対の単語をくっつけて、インパクトを与えるキャッチ。

 

3年前出版した題の一部にもなりました。

もとは運営していたブログにつけていたんです。

出版にあたって、題名を考えるとき、担当の編集長が

 

「 『元銀行員の探偵』 のフレーズは、絶対、使いたい!! 」

 

出版にたずさわる方が、こういってくれましたから、

これも、「サヨナラ逆転ツーラン」級の

インパクトがあったかと思います。 

 

ウチの会社は「探偵業」の届出を出していて、

私はその会社の人間ですから、探偵といえば探偵です。

そして大和銀行という都市銀行に10年勤めていました。

 

対極にあるこの2つの職業をワンフレーズにしたら、絶対目を引く。

そして目論みは確かに当たりました。

 


◆ 奇をてらうと、あとがたいへん ◆


 

ところが、いわゆる「探偵」の仕事と、

いま私が従事している仕事はかなりかけ離れています。

尾行・張り込みの現場を私自身はやりませんし、そういった仕事も少ない。

 

お付き合いするお客さんは、上場企業をはじめたとした法人・弁護士で、

不良債権、損害賠償、といった経済的調査を主にしています。

ところが、そういうお客さまには、「探偵業」を露骨にきらう方がいらっしゃる。

また、「探偵」と自称すると、それを面白おかしく云ったり、ちゃかしたりする人もいて、

あらぬ誤解を招き、私としてはかなりやりにくい。

 

ということで、

「元銀行員の探偵」というキャッチを、自分から使うことはまずありません。

セミナーなどで、「使いたい」と云われればあえて断りませんが。

 

大成功作品でもあるんですが、大失敗作品でもあるんです。

 

キャッチフレーズひとつにしても、きちんと先行き見据えて考えないと

あとの処理対応が実はたいへんです。

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